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Wireless Application Protocol(ワイヤレス アプリケーション プロトコル、略称: WAP)は 携帯電話などのデバイスでインターネット閲覧などのサービスが行えるようにする為の技術仕様である。 == 概要 == それまで業界標準規格がなかった携帯電話インターネットの技術仕様として、WAPは誕生した。 WAP 1.xで使われるコンテンツ記述言語はWML(Wireless Markup Language)であった。しかし、インターネット標準のHTMLとは互換性が無く、コンテンツ作成にはWML用のオーサリングツールが必要であり、不便であった。また、当時の利用可能な携帯電話による通信環境は9.6kbpsのCSD接続があるばかりでパケットは無いというような時代であり、コンテンツも主にテキスト、液晶はモノクロという時代であった。そのためコンテンツがそろわず、更にオペレータによる閲覧可能なサイトの制限もあり、全世界的にあまり良い評判を得ることは出来なかった。 日本ではIDO/DDIセルラーフォングループ(のちのau)はPDCを打ち切ってCDMAを選んだのと同じ理由でWAPを採用した。一方でNTTドコモはWAPを採用せずに、主要機種においてはCompact HTMLを元にした独自のiモードを採用した(ただし特定用途に限定された端末についてはその限りではなく、例えばJRAの電話投票用端末である「モバイルゲット」(1999年11月発売)などではWAPを搭載している〔馬券が購入できるケータイ - Mobile Central・1999年11月15日〕)。 WAP技術の標準化・推進組織は WAP Forumであったが、発展的解消という形で他の標準化団体とならんで、2002年6月に OMA(Open Mobile Alliance)に統合された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Wireless Application Protocol」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wireless Application Protocol 」があります。 スポンサード リンク
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